taikuntan’s blog

主に書評ですが、体験を通してテーマを考えます!

教養の目的とは?

最近めっきり暖かくなってきました。相変わらず教養について考える日々。

初回ブログおとなの教養を一言で振り返ると、他人や自分に影響をもたらすもの。ではないでしょうか?これこそが答え!だとは思っておらず、幅も広いものなのでしょう。そう感じています。

 さて、今日は教養の目的について考えてみました。前出の他人に影響をもたらすもの。と定義してみましたが、その奥にあるものとは ”こころ” だと思います。

 皆さんもそのようにあって欲しいのですが、人に与えることで喜びを感じるのではなく、人に与えることで与えた人が喜んでいる姿をみて喜びを感じて欲しいです。偉そうに申し訳ないです。これは私の思いです。

 人それぞれ喜び方は違うし、違ってもいいとも思っています。何が言いたいのかというと、教養の目的は寛容になることだということです。寛容であれば人間関係もうまくいくし、全てうまくいくと思うのです。

 教養へのアプローチは何種類もの形がある。しかし、目的は寛容になる事であって欲しいものです。

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おとなの教養探し!

今日は天気も良く、花粉全開の日でしたが、昨日も天気が良かったので大人の探検に行って来ました。

朝から昼の食料を買い込み、大人6人で行ってきました。

暗い箇所やら、桜の咲いた展望台やら約2時間程探検しました。

昼に食べたおにぎりとカップ麺塩味は、歩き疲れた私の体を見事に忘れさせてくれるくらいに美味しかった。

 さて、前置きが長くなりましたが、昨日の探検と大人の教養探し 何の関係が?

と思われたかもしれません。

そうなんです。この探検に行くまでのプロセスや共に行動した事が大人の教養だったのではないかと、本日気がついたのです。

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 探検場所に着き、まずどのルートを廻るのか?幸いにも地図がありまして、「ここへ行ってみよう!」と隊長が言うと、何の異議もなく従う5名の隊員。

 歴史を振り返りながらも、少年の心を取り戻したであろう6名。

プライベートな時間を作り、集まり、時間を守る。そして集団行動。単独行動も可能な場所で皆共に行動する。

 おとなの教養が一つ見つかった様な気がします。

 皆様は、どうお感じになられましたか?

本からは得られない、教養探しのひとつだった様にも思います。

大人の教養とは?

著者池上彰氏の7科目のエッセンスを講義形式で解説された著書。

 私が求めていた内容とは異なるものの、あらゆる角度から現代の教養を考えたものである。

 例えば経済学「経済学が生まれ、経済学者が新しい理論を作ることによって世の中が動いていく。」私たちが生きている世の中の仕組みを知るためには、経済学を学ぶ必要があると話しています。しかし、時代によって経済構造が変わってくると、経済学も変わる時代なので、経済学には新しい理論が求められています。

 そこで最近の経済学では行動経済学というものが注目を集めているそうです。行動経済学とは、人間の心理的なふるまいを組み込んで経済現象を分析する学問のこと。

 例えば松と梅なら梅を選ぶのに、松竹梅とあったら竹を選ぶ。これは理論的ではないので、従来の経済学では説明できない。今までの主流の経済学は、理論的な計算に基づいて行動する「合理的経済人」を前提としていた。すなわち、人間は決して理論的な計算に基づいて冷静に行動しているわけではない。感情や心理が経済活動に大きな影響を与えているそうです。

 おとなの教養とな何か?

行動経済学を掘り下げるのか、あるいは、どのような感情や心理状態の時に大きな影響を与えるのかといった事を探るのはあなた次第ではないでしょうか?

正直この本で教養を身につけた気にはならなかった。しかし、おとなの教養探しのヒントを得た様な気がします。いつかこのブログで私なりの答えをお見せできる日が来る事を祈り筆を置かせて頂きます。

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